実家の離れを壊して新築を建てる時の総額費用を公開!
私の実家には親の住んでいる家(離れ)と、昔祖母たちが住んでいた家の2軒が同じ敷地内に建っています。
「離れ」とはいえ、風呂、キッチン、トイレなどの水廻りは完備。
普通の一軒家と同じなのですが、建前(書類上)で「離れ」としています。
今回、もう誰も住んでいない祖父母たちの住んでいたほうの家を建て壊して新築を建てることにしました。
土地代が浮いてラッキー!と思いきや、思わぬところで結構な出費がかさんだので同じような方のために記事にしておきます。
解体費用
古家は40年ほど前の鉄筋コンクリートの家で、知人の解体屋さんに見積もりを依頼して240万円ぐらい。
ミサワホームと提携のところだと300万円以上でした。
ミサワは「どちらでもいいですよ!」と言ってくれたので、知人のところでお願いすることに。
解体費は150万円ぐらいかと思っていたので、スタートからもうビックリです!
そして、離れと古家はくっついて造られているため(別々の建物だけど後から無理やり廊下を作って繋げた)、切り離し作業や一旦電気や水道を切断する作業が必要です。
この時、電話線やネット環境も切断されました。
古い家なのでアスベスト検査もありました。
諸々含めると、総額は260万円ほどに。
ただの古家なら解体費だけでいいのでしょうが、離れだとこういうことになるのです…。
工事の必要なネット回線は切られてしまうので、工事期間中はいつでも解約できるポケットWifiを契約。
100Gで十分だと思っていたので最初はポケットWifi(無料レンタル)で「100G使い放題」プランにしていましたが、暇な両親は半月で使い切ってしまいました。
アマプラとYouTube、ネトフリを昼も夜も見てるんです。隠居生活、おそるべし。
結局、ルーターを購入しないといけない「無制限使い放題」というプランにするしかありませんでした…。
このコンセントに繋ぐだけのホームルーター代が2万円。月々の料金が5千円。おまけに事務手数料3000円。思わぬ出費です。
地盤改良費
1か月ほどで解体完了!
本格的に地盤の調査をして、地盤が緩ければ改良しないといけません。
うちの場合は…
残念ながら改良が必要とのことでした。
費用は110万円!!
えぐいです。
そもそもお金がないから実家の敷地に建てるのに…!!!
駐車場代
解体や建築のために大きな作業車が入るため、今までの駐車スペースが使えなくなりました。
繋ぎで駐車場を借りないといけなくなったのですが、なかなか空いているところがなく…。
でも幸い、なんとか近くで1つだけ空いていたところで借りることができました!
月極で8000円ほど。田舎なのでこの程度で済みますが、都会だと月2~3万円の出費になりますね。
多めに見て6か月だと、8000×6=48000円。ここに事務手数料1万円がかかりました。
まとめ
結局、予想では150万円だったのに対し、実際にかかった費用は以下のとおりでした。
- 解体費 240万円
- アスベスト検査、電気工事等 20万円
- ホームルーター代 2.3万円
- 地盤改良費 110万円
- 駐車場代 5.8万円
- 総額378万円
土地を買うよりは安いけど、なかなかの値段になってしまいました。
家づくりが進むにつれて、予想していなかった出費がどんどん出てきます。
解体が終わったら地鎮祭。その後の会食もあります。
これも予想していなかったのですが、一人8千円の懐石を6人分で5万円ぐらいの出費になります…。
建物価格も契約時より400万円ぐらいアップしてしまいました。もう何がなんだかってかんじです。
こんなにかかるなら、定額自由設計の土地建物セットの家とかにすればよかった、とか
一条工務店ならたいしてオプションもなかったし400万もアップしなかったよな…とか、解体したばっかりなのに少し後悔気味…。
まだ照明とかエアコンもかかるのにどうなるんだろ。